セミナー参加:「ビジネスモデル分析・構築セミナー」

先月に続き、14日に同社主催の「ビジネスモデル分析・構築セミナー」へ参加してきました。この講座シリーズでは、(1) スライドを印刷したテキストと、(2) メモ用シートをくれるので、後から記事を書くのがわりと楽チンであります。


セミナーの内容は・・・主に(1) 事例から”スケルトン・モデル法”を使って本質を抽出→抽象化、(2)”ABCモデル”を使ってビジネスの要素を整理。その他、コンセプトやアイデアの重要性を解説。今回もワーク盛りだくさん。前回と違うのは、フレームワークの有無。実際の事例を元にそのフレームワークの使い方を学ぶという感じでした。


同じフレームワークでも、人によって使い方が随分違いました。私は、事例を説明した文章からキーワードを抽出するだけでしたが、文章に書かれていないキーワードを抽出する人もいました。それが正解かどうか、有効かどうかはわかりませんが、私からすると「見えないものが見える」ってすげえな!と思います。

参加しながら考えたこと

「集客方法」の考察の時に”コミュニティ”という言葉が登場。また、「価値」についての考察の時”コミュニティ自体の価値を上げる”という考えが出てきました。うり坊がそんな、参加することにステイタスを感じるような集まりになるかどうかアレですが(笑) あーなるほど、と思いました。うーん、やっぱりブランディングは、無いよりはあった方が良いよね。


また、個人-企業/情緒-機能のマトリックスが出てきて、「そういえばボドゲの機能的価値ってなんじゃろう?」と思ってしまいました。必要性や利便性ってあるっけ?・・・的な・・・。うんまあ、小売以外の、サービスをメインにしたものを考えればいいんですけどね! プレイヤーさんのニーズ・ウォンツは、mixiコミュとか見れば何か思いつくかも。NONプレイヤーさんのニーズ・ウォンツは、どやって調査できるかしらねえ。


それから、課金方法。説明スライドの中に、モノの課金例「オーダーメイド」というのがあって、ちょっと目を引きました。日記帳とか、ライフログを作るウェブサービスを以前見てたので、人生のあれこれをゲームに盛り込んでオーダーメイドとか・・・(笑) 歴史もののゲームとかで、実際のイベントをガジェットに取り入れてるものがあるし、そんな感じで何かできないかなあ。

その他の注目

  • 今回も名刺交換が盛んでした。その中で面白い!と思ったのが「フリーター25歳」という肩書き(笑) 話を聞くと、もう内定をもらっていて純粋なフリーターさんでは無いようですが、この潔さは素敵。権威の無さっぷりといい、1年間しか使えないっぷりといい。
  • スライド説明中でも、参加者に意見や感想を聞いてました。「『古池や 蛙飛び込む 池の音』・・・これは何を表してると思いますか?」という質問に対して、「ちいちゃい蛙でも波紋という影響力を創り出す事ができるという事です!」と答えた方がいました。私は大好きです。