セミナー参加:「キャリアアンカーセミナー」参加
06日(土)にキャリアアンカーセミナーへ行ってきました。ごく簡単に言うと「本当の自分探し」。人生のイベントを振り返って、自分が大事にしてるものは何か?強みは何か?というのを掘り下げていき、8つのタイプ分類に当てはめるというものです。
書籍「MY GOAL」を読んでいたので、過去の人生における選択・行動結果から自分の価値観を探るという考え方はしっくりきました。書籍では、振り返りの助けとして膨大な数の質問が用意されています。キャリアアンカーセミナーでは、ペアになってインタビューという方法をとっていました。ただ、インタビューは難しいです!事前にワークシートとして、質問項目が印刷されたものをもらっていたのですが。あんまり目を通さないで始めちゃって、今から考えると失敗したなあと。なんせ話す事が自分の人生ですからー! 絞り込まないと、どこまでも果てしなく思いで話が広がってしまい・・・ます・・・。
で、この振り返りを元に「8つのタイプ分類」を行います。優位を占めるであろう3つを抽出します。事前にウェブ上で自己診断→当日にインタビューを通して、(1) ペアの人からの診断、(2) トレーナーからの診断、がなされるわけですが。ただ、参加した感想としては、分類特定する事より、「振り返りをする」事に意味があるという気がしました。他者からのフィードバックを得られるという点で。ガイダンスでジョハリの窓が出てきましたが、まさにコレ。自分が知ってる自分だけでは無いですもんね。
自分とペアのフィードバックが終わった後、もう少し大きなグループで結果を発表しあいました。その後の懇親会でも感じた事ですが・・・世の中には、色んな人がいるもんだなと! まあ、常識として既に持っている考え方だと思いますが、同じワークを通してタイプ分類してみて、はっきり違ってるのを見るとまた新鮮な驚きがありました。
個人的な感想
- 最初の最初、まだ全然話をしていない段階で、講師の方から「アニメとか漫画好きそう」って言われてビビりました。
- 他人の人生を聞いていると、「私って、死別とか離別とかシリアスに辛い思いってしてないなあ。ヌルい人生おくってんなー。」と思いました。
- 死にかけた出来事も、結局笑い話になるのが私の人生・・・自転車で車に跳ねられボンネットに乗った後道路に転がるも、左足首捻挫で終了!とか。海に落ちたくせに、助けも呼ばずにテトラポットに摑まってぷかぷかしてた!とか。
- 参加者の中に、すごくがんばり屋さんの方がいて「すげえ!この人すげえ!」と、心の底から思いました。
- 人生の満足度グラフというのを書きました。私が満足していた時期は、高校時代とごく最近。つまり、同人書いてた頃とゲーム会やってる今。濃密なコミュニティで創作欲求が満たされている時だと気づいて「ハッ!そうなのか!」と思いました。
- ブクマコメントを見返しても、確かに、TRPGについて「創作」というキーワードを多用しているみたい。
気になった事
大抵、セミナーでは終了後にアンケート記入がありますが。私はいつもコレに悩まされてます・・・。終了直後の感想と、帰りの電車の中での感想とまた違うものなのですよ!というわけで改めて書いてみます。
- タイプ分類の日本語 : 外国で発案されたアイデアを日本語訳して使ってるようですが、微妙にニュアンスが違ってるような気がします。訳の先入観が先にきてしまいそうなので、しっくりくる日本語が見つからないなら原語で表記しちゃった方が良いような気がしました。
- タイプ分類の先出し : これも先入観が働きそうで。事前の自己診断で「自分はこのタイプなんだ」と思っちゃうと、インタビュー等で「それに相応しい経験」を選んで話してしまいそうな気がします。うーん、どうなのかなあ。