2009-04-26 伊藤さんち自宅ゲーム会

お髭さん(id:higedice)に誘われて、久保田さん(id:kubotaya)とお久しぶりしたり、伊藤拓馬さん家のゲーム会にお呼ばれしてきました。でっかい牌と戯れてきました。・・・中国のゲームって、なんであんなでかいの! それから、カイさんにもお会いできました。まさかお会いできると思ってなかったのでちょう嬉しかったです。


お髭さんと新宿で待ち合わせ →ポストホビーガレージセールで久保田さんとお会いし →伊藤さん家へ。今回は久保田さんとゲームできなかったのは残念。でも、ちょいちょいこっちに来てるっぽいからまたチャンスありそう? 次は一緒にゲームしましょうねえ。関東はゲーム会がいっぱいよ!

伊藤さん家で『四色牌』と『天九牌

伊藤さん家に行ってとりあえず、本棚チェックしてました。人の本棚って気になるよね?ね? 大型カラーの美術本・・・「世界遺産・中国」とか、日本の「法隆寺」や「絵巻物」等々あってわーぉ!でした。良いですね良いですね! こういう本は大好きです。やっぱり、アジア関係のこまごました本、ゲーム関係の本が多かったです。で、エロ本はちゃんと処分してあるそうです。



さて、最初に遊んだのは『四色牌』。麻雀をシンプルにした感じのゲームでした。

  • 点数計算が単純: 「面子の点数×個数」だけ。順子 / 刻子 / 槓子 / 対子。このうち、順子は(牌に数字が描かれてないので)文字による特定の組み合わせになる。対子はテンパイ後でないと作れない。
    • 将/士/象(2点)、車/馬/砲(1点)、将(1点)、刻子各種(1点)・・・などなど
  • ツモって手牌に加える場合、できた面子をオープンにしなくちゃいけない: あがりの形を想定しながら面子をつくっていかないといけない。下手な牌を残したまま進めると、上がれなくなる(涙)
  • 合計が10点超えたらテンパイ: テンパったら対子が作れるように。


「とりあえず手牌に加えて多面待ち」=「手牌の入れ替え」ができないので、配牌が重要に。他家の捨て牌を見て、鳴きたい!と思っても、鳴いた後の手牌で上がれるの?とか考えないといけません。槓子や特定の牌は自動で、役としてオープンされます。それで手牌の役の形が変わり、あれれ〜?って事になったりします・・・!!


面子の半数以上が初プレイだったので、練習+半荘をプレイ。前半は流局になる事が多かったです。私が最初にあがって序盤はリードしてましたが、徐々に皆慣れてきたのか上がれるようになってきて、結局まけまけ〜。いやっ、大負けはしてないけど! まあ、麻雀やった事ある人なら即ルールに慣れるんじゃないかしら。麻雀よりサクサク進められるし面白かったです。



お次は『天九牌』。ど、どの牌も同じように見える・・・!!


『四色牌』の途中でカイさん参上! 終わってから、『天九牌』を一緒にプレイしました。どうも、両方とも東西南北の4局で進めるっぽいですよ。時間に限りがあったので半荘しか遊べなかったけど・・・って、なんで中国のゲームはこんな長時間が前提なの!


天九牌』はトリックテイクなゲームでした。手牌は8枚、最後のトリックを取った人が勝ち。・・・じゃあそれ以前のトリック取っても無駄なのかっというと、そうでもない。0トリックのまま最後のトリックを迎えた場合、どんなに強い牌を出しても勝てません。自動で負け。さらに、0トリックのまま終了すると、ペナルティがついて余分に多く支払いが発生します。


また、同じ強さ(ランク)の牌が出された場合、手番の早い人が勝ちます。強い牌を温存したままではリードすらとれない、リードできないと同じ強さの牌を出しても負ける、0トリックのままだと勝負すらできないわけで、しかし勝つためには強い牌を温存したい・・・「強い牌をどのタイミングで使うか?」が悩みどころに。


さらに、例外的な「組み合わせ」があります。種類を超えた牌の組み合わせだったり、弱い牌を組み合わせると最強になったり。2枚や3枚をいっぺんに出す事ができます。2枚出してトリックとると、2トリック分の勝利になります。もう、2枚出されると涙目。都合よく無いよ!手牌に!


そして、これに得点の妙が加わります。最後のトリックを取った人が親になり、親を維持すると、儲け/支払いが2倍3倍・・・と増えていきます。子の場合、「4−獲得トリック数が支払いになります。4トリックとれれば支払いが0、3トリックとったら1点の支払い、0トリックの場合は5点の支払い。


私は惜しみなく強い牌を出していく、「負けの少ない戦い」をしてました。親がとれなくても! それで倍倍の得点が狙えなくても! 4トリックとれれば支払い0になり、5トリックとれれば1点儲けが得られます。・・・まあアレだ、結局ジリ貧で負けるんだけどね・・・。


そんなわけで、両方ともすごく楽しかったです。手でじゃらじゃら洗牌して積むのも楽しい! 特に『天九牌』は配牌も色んなバリエーションがあって面白かったです。変な取り方を指定すると、バランスゲーム並みに気を使っちゃう(笑) また遊びたいでっす。