遊びやすいボードゲームって
連休前に書いたボドゲーマーは家族と遊んでみると良いと思うよ - knsrの日記(ほとんど卓上ゲーム)へ頂いたコメントへの返信です。
確かにボードゲームはいまいち共通の話題を持たない人とでも仲良く時間を過ごすことのできるツールですね。こういう場合、持ち運びが容易でインストしやすいゲームが良いと思うのですがドイツゲーム系だと何がいいでしょうかね。
私も自信持ってオススメできる程遊んでるかというと、そうでもないので、経験と考えてる事を書いてみます。ちょっと長くなりそうなので、記事として。
過去に遊んだゲーム
- 家族と遊んだゲーム!
- カタン・ポータブル
- ○ 盤面に家や道路が出来上がっていくのが楽しいみたい。
- △ 交渉が少なかった。何回か遊んでるんですが、誰かからの交渉には応じるけど自分からってのが少ない。
- × コマや資源表の文字が小さくてよみづらいぽい。
- アフリカ
- ○ ぺらぺらめくっていくのが楽しいみたい。
- × プレイ中に順位がハッキリ分かるのがちょっと嫌みたい。
- × 得点計算してる時に、明らかに「ふーん」って雰囲気に。
- カタン・ポータブル
- これから遊ぼうと思っているゲーム!
「これから遊ぶ予定のゲーム」で重視しているのは、(1) インストしやすいかどうか、(2) 対戦要素が多いか少ないか、です。
インストしやすいかどうか
私の「インストしやすいかどうか」は、説明される側が「このゲームは何するゲームなの?」を理解しやすいかどうかです。んー、まあなんとなくですが、ボードゲーム遊び慣れてない人には「ルールがシンプル」より、「テーマがある」・「テーマとプレイが一致しててイメージしやすい」が良いのかなーという気もします。ルールを、ルールとして理解するより、テーマとルールを結びつけて理解する方が楽なのかなあと。
例えば『ニムト』と『ごきぶりポーカー』は、どちらもカードが溜まると負けってルールなのですが・・・『ごきぶりポーカー』の方が、カード絵や「害虫を押し付ける」って言葉にピン!ときてくれます。逆に『ニムト』は、私はくちで説明するのを諦めてます。いつも練習プレイ(手札3枚でプレイしながら説明)やって分かってもらう感じ。
上記の例だとルールがシンプルなので「どっちも一緒じゃーん」ですが。もそっとルールが増えた場合、テーマの有無と一致は=個々のルールがどう作用しあうのか、ルールの全体像を把握しやすいかどうかに関わってきます。例えば、『もっとホイップを!』より『カタン』の方がインストしやすい感じ。『もっとホイップを!』は、別にケーキじゃなくても良いよね的なアレ。
対戦要素の多少
これはほんと、最近しみじみ思ってるところです。たいがい、ゲーム慣れしてない人は「勝敗をつける」=「自分が負けるかも」という事を嫌がる傾向にあります。なので、勝敗が気にならないアクション系ゲームとか、対戦要素の少ないゲームがいいのかなあと。
『カルカソンヌ』も得点盤はあるんですが、『アフリカ』より差がつきにくいゲームなのでイケるかなー?と思ってます。得点するタイミングを選べるし。←ちっちゃい街や道でちょこちょこ点を取るもよし、でっかく狙うも良しって感じで。
『うさぎとハリネズミ』も、トップがスグひっくり返るゲーム。ただ、『メイク&ブレイク』はどうかなー? 良いかもしれないし悪いかもしれない。うちのお父さんは機械いじり系の人なので、頭使うゲームより、もしかしたら気に入ってくれるかもしれない(笑) しかし、いかにも「積み木」って感じなので、遊んでくれない可能性もなきにしもあらずって事で。
こんな感じでした。小さい子と遊んだ事はまだ無いので、そっちは分からないなぁ。知人が自分の子供(小学校2年と5年の女の子's)と『ウノ』やった時は、負けた子供が泣き出しちゃったぽい。『ウノ』なんて、そんなシンプルすぎるゲームより、『お姫様とえんどう豆』くらいのゲームしようぜ!って感じ!!