2009-06-14 うり坊ボードゲーム会

日曜日はうり坊会でした。ゲームマーケットで散財したアレな人達が新作を持ってくるだろうと思って楽しみにしてました! えへへ。

プレイゲーム

『ウントチュース』感想

ラウンド開始時に、山札から [プレイヤーの人数−1] 枚のカードを場に並べ、それを各プレイヤーが獲得していきます。獲得方法は、(1) 全プレイヤーが手札から一斉にカードを伏せて出し、(2) オープンしたカードの数字が一番低い人=場のカードの一番低い数字カードを取ります。(3) 未だカードを獲得していない人達で(2)を繰り返します。ただし、ラスト2人の対決の時だけ、高い数字を出した人がカードを持っていきます。2位は獲得カード無し。・・・ラウンドが終了する度に手札を補充して(1)〜(3)を繰り返し、山札が無くなったらプレイ終了。カードの数字を合計して一番高い人が勝ち。ってゲームです。


高い数字カードを獲得するには、手札から高い数字を出し続けなくてはいけないわけですが、2位になると何ももらえないんです。がっかり。だもんで「この手札はアレだ!」と思ったら、素直に低いカードの獲得に甘んじるのも作戦。・・・と思ったら、場の最低数字が「−10」だったりで泣けます。私は、「2位でもらえない」パターンが多かったです。しょんぼり。途中で「あああ、明らかに枚数が!!!」って気づいて安いカードとりにいったりしましたが遅かったぁー。1位のおひげさん60点に対して、私21点なプレイでございました。


しかしこのゲーム、日本人がプレイすると一気に”脱力ゲーム”化してしまうのが素敵。カードを獲得する時、「ウントチュース!」って言わなきゃいけないんですが、どうですよ? ドイツ語で「じゃあサヨナラ」って意味だそうですが、「ちゅーす!」ですよ「ちゅーす!」。そんなプレイ。


↓ チュース!


『猫画伯』感想

7色のカードを並べていきます。最初に場に3枚のカードを並べ、手番がきたら手札から3枚カードを出します。場のカードと同じ色を出せたら、その枚数分だけ手札を補充できます。つまりジリ貧で手札が少なくなっちゃう。手札2枚以下になった人がラウンドの敗者になり、失点カードを受け取ります。失点カードの色が4色以上になったら負け!っというゲーム。


同じ色を3枚出すと「リバース」がかかって、手番が逆周りになるってルールがあるんですが。この日の面子はリバース大好きっ子が多くてアレでした(笑) 「リバース!」→「お返しだリバース!!」→「まだまだリバース!!!」→「ねぇよちくちょう!」・・・とかもう熱いリバース合戦が勃発してました。なんなの漢のロマンなのリバースは。このゲームは手札を減らさない方が良いゲームなんだぜ!? そんなプレイでした。


これ同人ゲームなんですが、カードの発色がキレイだなーって感心しました。場に並べるとすごくポップでカワイイ雰囲気! タイトルの「猫」といい、これはちょっと女の子が気に入りそうなゲーム。しかしアレだ、やまーんが箱を持ってきてくれてたら・・・もっとアレだったのにな・・・。


↓ これがリバース合戦のはじまりだった・・・!!


ケルトタイル』感想

1〜10の数字が書かれた5色のタイルを、裏返しにして場の中央に置きます。自分の手番では、(a)タイルを表返して取る、(b)タイルを表返して中央に戻す、(c)既に表返されているタイルを取る、を選択します。(b)の場合、その手番ではタイルが増えないって事です。で、(a)(c)で取ったタイルは、昇順 or 降順で自分の前に並べます。中央のタイルが全て表返されたらゲームが終了し、タイルの枚数に応じた得点やボーナス点などを計算して、一番得点の高い人が勝ちます。


ケルトの、「手を出すか?出さないか?」を選択する瞬間がとっても好きです。「できれば3色で・・・3色くらいでなんとか・・・」って思いつつ、うっかり手を出して火傷するのもまた楽しい。タイル版は、この部分がよりストレートに味わえて良いなーと思いました。ボード版だと手札のプール具合とか、どのコマを進めるか?で、もうちょい考える事が増えますけんねー。


↓ 1回目は4色プレイ。2回目は5色プレイ。・・・取捨選択してねーじゃん!とか言わない。