2009-07-26 調布たづくりゲーム会 ―バカゲーと交渉ゲームではしゃいだよ。

日曜日に調布のゲーム会に行ってきましたー。面子5人、という事で全ゲームを参加者みんなでプレイ。こういう少人数開催もいいねいいね。この日はバカゲーと交渉ゲーが続いて、喋りっぱなしな一日でした(笑)

プレイゲーム

  • コロレット: 3人だったので軽く遊べるものを。このゲーム、私は何回やってもリスクを嫌って枚数少なくとってしまうのが悔しいのう悔しいのう。4色以上のマイナスより、枚数によるプラスの方がでかくなると知っていながら・・・。
  • 悪代官(初): ぬのかわさんが昔懐かしホビージャパンシリーズを持ってきてくれました!(ダイナマイトナースと同系統のアレ) 6〜7種類あった中からこのゲームをプレイ。いやあ、すごいバカゲーで楽しいわ(笑)
  • かえるさんジャンプ(初): リアルタイムにかえるさんを飛ばしてバケツの中に入れる、いわば玉入れゲーム。いやっ、これちょっと、難しいよ!? かえるさんをちゃんとバケツに向けて、何回かチカラの入れ具合を調節しないと入らないから!
  • Burn Rate(初): ネット企業をモチーフにした、破産までのカウントダウンゲーム。←プロジェクトこなしても何しても破産するしかないってところが笑っちゃう。で、私は真っ先に破産してました。だって営業が、給料高いくせにスキル0なんだもの!
  • 彷徨えるオランダ人(初): 手札のマネジメントがカギになるゲームかと思いきや、ものっそい交渉ゲーム。幽霊船の進路を、チップを出して争います。複数のプレイヤーが進路決定の権利を獲得し意見が分かれた場合のルール・・・「協議してください」→「金貨を使っても構いません」→「再度チップを出してください」。手元の資源を交渉にどんだけ使うか・・・!!が難しいゲームでしたとさ。
  • プールポジション(初): プールサイドの椅子を巡って席取りするゲーム。「季節ものって以外でこれを見たことが無い」という言葉が印象的でした。いや普通に面白かったですよ?泥沼っぷりが・・・(笑)
  • うさぎとハリネズミ: わーいわーい久しぶり。スゴロクを、ダイスじゃなくてカードで行うゲームです。やっぱりこのゲームは5人や6人でプレイするのが楽しい。このくらい人数いると、絶対1人はうさぎマスでギャンブルに興じる人がいるんだよねー。

『悪代官』感想

『ダイナマイトナース』然り、突き抜けたバカゲー。タイトル通り、悪代官として私腹を肥やす事を目指すゲームです。手番になったら、手札から”私腹札”、”妨害札”、”防御札”の3種類のカードを1枚ずつプレイします。私腹札は自分の前に、妨害札は他プレイヤーの私腹札にくっつけ、防御札は自分にくっつけられた妨害札の除去に使います。手札は5枚固定で、手番の最後に補充します。イベントカードを引くか山札が尽きたらゲーム終了。プレイした”私腹札”に書かれてある金額を合計して最も高い人が勝ち。

さらに、”私腹札”をプレイする際カードに書かれた台詞を読み上げなければいけません。(ちゃんとルールに書いてます) 「一粒残らずお上に差し出すのだ〜」とか「お主も悪よのう〜」とかアレな台詞が飛び交うという。これねえ、うっかり”妨害札”の台詞も読み上げたくなるのが曲者。相手に妨害の種類がバレバレになっちゃう!あぶないあぶない。

で、妨害札を除去するには、くっつけられた妨害札の種類を予想して、同じ種類の”防御札”を出さなければならないのだけど、この応戦がまた楽しいんだ! 「桜吹雪の人も、権力には勝てなかったか〜」とか、「銭投げる人には、賄賂はきかなかった〜!」とかとか。時代劇ネタがふんだんに使われてて、それが変な組み合わせでまた笑えちゃう。

↓ 安永イラストが素敵。妨害されても、更なる悪事を働けば良いと思うよ!

『彷徨えるオランダ人』感想

交渉がすごいゲーム・・・!! プレイヤーは商人として航海し株券の価値を高めます。が、海には幽霊船がうろついてて、遭遇すると株券の価値が暴落します。”馬蹄”を使ってうまく幽霊船を避け、財産を築きましょうというゲーム。手番で行える行動は3つのうちどれか。(1) ”馬蹄”チップを出して幽霊船の進路を決定する権利を競う、(2) ”馬蹄”カードを出して場に出ている馬蹄チップを獲得する、(3) ”商館”カードを出して手持ちの株券を入れ替える。 (2)(3)のカードは使い捨てで3枚ずつなので、どのタイミングで使うかが重要になります。

準備時にカードが配られた時は、馬蹄カードや商館カードの使いどころがポイントなのかなっと思いました。まあそれはそうなんですが、でもメインは交渉。交渉時の「のるかそるか」をサポートする為の馬蹄カードであり、商館カードなんですよ・・・!! (馬蹄カードをうまく使って)馬蹄チップをたくさん持ってると「協議や金貨譲渡なんて無駄無駄。早く馬蹄チップで決着つけようよ」って言えるし、商館カードがあればリスクを避けたり、逆にでかいリターンを期待する事もできます。

プレイ中は、交渉てんこ盛りです。

  • 「金貨5枚くれたら譲ってあげても良いかなぁ・・・」
  • 「別に明確なメリットも無いのに何でそんな一生懸命に交渉してるの〜?」
  • 「僕のこの馬蹄チップの数を見て、そんな交渉をしているのかな!?」

・・・いやいや、終始なごやかなプレイでしたよ・・・。

↓ このあと私は破産しました(・ω・)