2009-09-21 『ダブルクロス3rd』単発セッション ―今回のテーマは「演出を頑張る」

今日はダブルクロス3rdをプレイしてきました。私がマスターで、シナリオはルルブ2の「World End Juvenile」を使いました。3rdは初めてだしマスター久しぶりだから準備ちゃんとしなきゃ!って、思ってたんですけどねー思ってたんですけどねー・・・。結局ドタバタしてしまって、ほんと皆ごめんよう。まあ、なんとか無事に終わってくれたのでホッとしてます。そんなこんなで、反省も感想も色々。

以下、付属シナリオに関する話題が出てきますので未見の方はお気をつけて

参加者の出欠状況、確認不足ですまんかった!

一番反省してるのがコレ。今回、付属シナリオを使ったわけですが、実は私、当日までプレイヤーが3人って知りませんでした。2人だと思ってたよ!なんてこったい! プレイヤー2名は早いうちに確定してたんですが、最後の1人の確認をちゃんとしてなくて。「プレイヤー2人なら付属シナリオはやめとこう」ってんで、2人用シナリオとか用意してたくらいです。

つまり、付属シナリオ使う事を決めたのは当日集合してからという・・・。キャラクター作成してもらってる間とか、ご飯食べる間とかに、急いでシナリオ読んで間に合わせたのでした。シーンの状況説明してる時に「あれこの台詞って誰のだ?」ってなったり、戦闘時に「敵データはルルブのどこに載ってたっけー!」とかもう、流れぶったぎりまくり。

演出を(いつもより)頑張ったよ!

一番良かったのがコレ。シナリオは変わりましたが、「演出を頑張る」が今回のテーマでした。プレイヤーが少なかったって事に助けられたとこもありますが、普段より一人ひとりに時間をかけられたと思います。プレイヤーからも演出に関する発言をいつもよりたくさん引き出せたので、自分としては満足。

キャラクターの自己紹介をして!

カジュアルセッションだとプレイヤーの自己紹介ってのが不要ですから、その分キャラクターの自己紹介をじっくりやろうと思いました。とはいえ、「キャラクターの自己紹介してください」ってだけじゃ言いにくかろうから、シーンとして「プレイ」してもらいました。各キャラクターのライフパスをチェックし、シナリオに絡められそうなモノを拾ってそれぞれシーンを作ってみるテスト!

今回はルルブ2の付属シナリオ「World End Juvenile」をプレイしたんですが、例えば、PC(2)を担当するキャラクターのライフパスに「仲間の死」が! おお、丁度良いじゃまいか。って事で、ツーマンセルの任務中ジャームに襲われて・・・みたいなシチュエーションをやりました。侵蝕率もあげてもらって、<知覚>判定をしてみて!応援を呼びに行くなら<運動>で判定して!・・・等々、ちょこちょこダイスを振ってもらって「プレイ感」を出したりして。

まあこの方法、PC(1)で誤算はありました。PC(1)は自己紹介シーンで「コードウェルとの邂逅」をやったんですが、プレイ中にヒロインNPC「白銀明日香」より「コードウェル」に強く反応するっちゅうか、明日香の扱いがちょう適当に(笑) ああーうん、まあ明日香って感情に乏しいキャラクターだった分、マスターの演出もサラリとしてたからなあ・・・。

NPCの名前を考えて!

それから、NPC「桐生嚆矢」の名前も、PC(2)のプレイヤーに決めてもらいました。だからうちのプレイでこのNPCは「天樹竜二」でした。一所懸命それっぽい名前を考えてくれてありがとう。オリジナルの名前と比べても、いいセンいってるよ!!

ザコにも名前を!?

これはみそさんマスターのテクニックをパクリました。みそさんマスターは戦闘中のザコ敵も名前で呼ぶ人なんです。いわゆるターゲットを区別するための「ザコA」「ザコB」・・・って名称の変わりに「アルフレッドを攻撃する?」とか「ボブは倒れた!」とか。以前『ソードワールド2.0』やったときは、全部で11体くらいの大量のザコ敵がいたんですが、全員を何らかの名前で呼んでて感心しました。なんちうか、ザコ敵が愛しくなるんですよねえ。思わずプレイヤーも「さらばジミー!」って言っちゃう。

シナリオの本筋とは離れるところなんですが、こういうのもね。アニメや漫画ネタの雑談でもなく、ルール談義でもなく、言葉を厳選したドラマらしい盛り上げ方ともまた違う。登場するキャラクターに親近感をわかせ、さらにプレイヤーが思わず発言したくなるような雰囲気づくりができる、そういう場づくりの為の軽い演出ってのも(今まであんまり意識してなかったけど)大事だなあと思いました。

演出ってのはー

こんだけ「演出!演出!」って言ってると、演出ってなんの事だ?って気持ちになってきます。私が言ってる演出ってのは、うーん・・・例えば、後日「どんなプレイだった?」って聞かれた時に、

クライマックスにね、自分のキャラクターが朝焼けの中で、まだ友人だと思ってるボスに「バカヤロー」って言いながら全力ショットを叩き込んだんだよ! もうね、殴り合い友情セッションだったね!

・・・みたいな(?)、感動をより具体的に鮮やかに語れるなら「うまく演出できた!」って言えるかなーと思います。あるいは、そのキャラクターについて語る時、行動や行為レベルで表現できるようになるとか。って曖昧だなあ! また今度ゆっくり考えて、更なる精進を目指しますです。

ラスト戦闘はみんな輝いてたよ! お疲れちゃん!


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