「ボードゲーム好きカップルで2人専用ゲームは地雷」を検証してみよう00 ―実施までの経緯

カップルで共通の趣味を持ってるというのは、普通は歓迎するもんです。しかし、ボードゲーム好きの間では

2人とも「ボードゲームが好き」というカップルで、2人専用ゲームを遊ぶのは止めといた方がいい

という格言(?)が存在します。そしてこの格言、私にはとてもビンゴなんです。うちのダーリン*1ボードゲームすきーです。

先人曰く、2人専用ゲームはガチバトルなものが多いから険悪なムードになるぞーと。しかもこれ、1人どころか4人くらいから言われたので、つまりそれくらい浸透してるんです。まー確かに分からんでもないです。びみょーになーんか気まずくなったことの一つや二つ、無いわけじゃありませんとも。

でもねえ、もったいない話でしょう。一緒に過ごす時間が最も長いだろう相手なのにね。いやこりゃもったいない。そんなわけで掘り下げてみようと思いました。条件を変えるとどうなるのか、ゲームひとつひとつ見ていけば違うのか、いってみようやってみよう。まあ、やってる間にうっかりマズーな事になるかもしれませんが、それはそれでならばなれー。そのプロセスが分かれば回避方法も分かるというものです。

実施までの準備あれこれ

セーフティ

さて、ダーリンに連絡をとったところ、「やるのは良いけどこわい考えになってしまっておしっこ漏らしそうです」とチキンなことを言うので、多少のセーフティを設けました。ゲーム嗜好テスト(gioco del mondo『ボードゲームの嗜好』)はじめ、ふつーのよくある性格診断とかやってお互い見せあいっこ・・・。傾向とかが前もって分かっていれば多少は耐性つくだろう作戦です。

ちなみにゲーム嗜好テストはお互いこんな感じでした。極端な私、曖昧なダーリン。

  • 私・・・8くにちーの受動的ジョカトーレ
  • ダーリン・・・34くにちーのバランス型ジョカトーレ。”どこに興味があるかはこの分け方では区別し難い。40に近づけば能動的、20に近ければ受動的ジョカトーレです。”
何を検証するのか?

やることは「『ボードゲーム好きカップルで2人専用ゲームは地雷』の真偽を検証する」です。もちょっと小分けにすると、こんな感じになるので



  1. カップルで”2人専用ゲーム”を遊ぶ
  2. カップルで”2人でも遊べるゲーム”を遊ぶ ・・・これが当面の実際のアクション。

カップルで「ない」場合はささっとできないんで後回しです。あと細かく言うと「2人ともボードゲーム好きである」なんて条件もありえますが、これを自分たちで検証しようとするととても大変なので*2ナシで。

地雷度の評価方法

評価するものが「雰囲気」なので面倒なんですが、とりあえず「もう全然あかんよ地雷状態」とか「こりゃ禁止キャンペーンせんならんと思う状態」とはどんな状態か?をざっくり決めまして

  • ゲームプレイ後に、会話がなくなる / 1人になりたくなる(一緒にいるのがうっとおしくなる)状態

あと評価方法はこれで

  • 「プレイ前の気分」と「プレイ後の気分」を4段階で評価する
  • その理由をディスカッション

まあ最初なので、とりあえずこれでやってみて、もしもまずいとこあったら変更しようぜって感じでスタート。

*1:「ダーリンかハニーかと言われれば、僕がダーリンと呼ばれるのが普通だと思う」と本人が言うのでダーリンです。

*2:検証作業が、今のダーリンと別れるところから始まるので。