2009-12-23 このたまごは良く弾むたまご ―世界のボードゲーム・アート展で『ダンシングエッグ』購入


ひと目惚れした!『ダンシング・エッグ』


世界のボードゲーム・アート展」へ行ってきました。
ギャラリーに入って順番に見てたのですが、あらっちょうかわいいゲームがあるじゃない! それが『ダンシングエッグ』で、なんちうか、ひと目惚れでした・・・。じーっと凝視したり、たまご持ってニギニギしたり、ルールのコピーを見せてもらったりしてたら、お店の人が「どうぞ床に落として弾ませてみて下さい」と言うのでポトリと。あああ、思った以上に弾む〜!しかも円形じゃないから変な方向に弾む〜!やばいこれやばい!

しかし冷静になって一緒に遊ぶ人を思い浮かべると、親・うり坊・会社の人?と、いい大人ばっかりです。かろうじて友人の子が1歳ですけど・・・対象年齢5歳だし。「まあ〜ちっちゃい子と一緒に遊ぶのには良さそうだけどそんな子いないし〜」と思って買わないつもりでした。

が、しかししかし。お店の人に「『ダンシングエッグ』なら、いま1歳の子でも2〜3年もしたら遊べるようになりますよ。」とか「大人同士で遊んでも面白いですよ。ステキなパーティゲームですよ。」とかもう囁いてくる!あぁん!・・・というわけで購入したのでした。なんという二転三転劇でしょう。

『ダンシングエッグ』の遊び方ざっくり

まず、赤いサイコロを振って誰がたまごをゲットするか決めます。”無条件で1個ゲット”の目もあれば、”弾ませたたまごをうまくキャッチした人がゲット!”の目があったり。次に白いダイスを振って、ゲットしたたまごを体のどこでホールドするか決めます。首と肩ではさんだり、肘ではさんだりといった目があります。

終了条件は”誰かがたまごを落としたら!”で、勝利条件は”得点の高い人”です。ゴム製のたまご=1点、木製のたまご=2点で計算します。たまごをはさんだままアクションをこなさないといけないのは、なかなか厳しそうです。膝ではさんでホールドしてる人が”テーブルの周囲を一周する”アクションとかやらされた日にゃー、内股でちょこちょこかわい〜い歩き方になっちゃうんでしょう(笑)

01月のうり坊で、ふとましい男の人と遊んでこようと思います・・・。おっすおっす。

<私信> やまーんorみそさんは、『ウゴウゴ原始人』を買うと良いと思うよ

で、展示を次々みていきます。たまごの隣の隣の隣くらいにあったこのゲーム、ちょっと説明聞いただけで、やまーんやみそさんがウキウキ(動物的な意味で)とプレイしている様がありありと見えたのでした。(ゲームストア・バネスト通販ページだと『あーぎ!てくと』ってタイトルみたい。)


おばあさん、このビニール製のこん棒は何に使うの?
・・・お前の頭を叩くためだよ赤ずきん!!


* 以下、雑談交じりに聞いたのを記憶頼みに書いてます。ほんとのルールと違うかもなので注意。

二人一組で、お手本どおりに積み木します。片方が指示して、もう片方が積み木を操作。身振りで「どの積み木を」、コマンドを発言して「どういう操作」を表現します。例えば、”緑色の積み木”を指定したいならお尻ペンペン!んで、その積み木を置く/取るなら「ウグング!」って言います。でも、置くんだか取り除くんだか、これだけじゃ分からないですね?

とりあえず、置いてみます。すると相棒から頭を叩かれます。1回叩かれたのならおーけー!「置く」操作であってます。2回叩かれたら間違ってます。取って欲しいんです。他にも”左右”など、反対の意味を持つものが同じコマンドになってるらしく、その正誤は叩かれて判断するぽいです。お手本通り作るのに、いったい何回叩かれればいいんだろう(笑)

ほら、思い浮かぶでしょう?やまーんがうっかり手をすべらして3回くらい叩いてる光景が・・・。


『ウゴウゴ原始人』サマリ。こっからルールを想像してみよう・・・


その他気になったゲームとか。

  • ポリスアラーム : 泥棒役と警官役に分かれてプレイ。警官は磁石パトカーを走らせて泥棒追跡、その間に泥棒はダイスを振って金庫破り! ボードが、「磁石パトカー/マップボード/鉄仕込みボード」という構造になってて、マップボードを動かすことで磁石パトカーを走らせます。「ピーポー」って音がでるサイレンも付属してて良い感じ!触ってみたいし動かしたいし遊びたくなるよ。
  • ファウナ : 動物トリビアゲーム?世界地図が描かれたボードと、いろんな動物のデータが描かれたカードがあります。カードには体重や体長が書かれてあるのだけど、とりわけ「しっぽの長さ」はときめいちゃうでしょう。そうでしょう。私『エクスペディション』(世界遺産巡りゲーム)も好きなんよなー。まあルール詳細見てないからアレだけど、やってみたいと思わされる!
  • コロニア : 店内の奥、目立つとこにでっかく展示されてて目を惹きました。しかしあれだ、ルールやら何より、「四角く整備された都市マップじゃないんだ・・・」って思いました。『ローマ人の物語』のせい。あとこのゲーム見かけるたびに、脳内で「コローニア」って読んでました。『ローマ人』(略)