2010-01-10 『ブルーローズ』単発セッション ―いいのかい?アレクサンドロス大王にホイホイつられてきて


モヒカン・ケツ顎・アメリカンなキャラクターとか。

今回は私GMで『ブルーローズ』を遊びました。GMだから準備するわけですがなんかこう、ちょっと新鮮でした。あ、私は旧版の『ブルーローズ』は遊んでて、『ガンドッグ』は未プレイ者です。*1だから未知のルールを読み込むところから準備が始まったんですが、こういうの最近無いなーと。去年の春頃にやった『SHADOWRUN』以来じゃないかなあ。去年は同年代の面子でGM回しをしてて、だから馴染みのルールが多くなったのかも。

で、新版『ブルーローズ』ですが、旧版とは結構変わってましたねえー。旧版も私は結構好きだったのでちょっぴり寂しい気持ちもします。例えば、同じ目的の判定でも使用する能力値/技能が可変なとことか、なんかキャラクターの「らしさ」に繋がってて好きでした。あと、NPC殺すとexp減点ってのも好きでした。よくある「戦闘メインのキャラクターが1人は居ないと」ってプレッシャーから解放される感じがして。

とはいえ、新版もきっと面白いだろうーと思って発売日に早速購入してました!

セッション準備

セッション準備というと「シナリオの作成」と「それ以外」があります。(←微妙に説明なってないけど!) シナリオは、今回は初プレイなので付属のものを使っておきました。で、それ以外の準備で私がまずやる事ってーと、ざっくりルルブを見て「何をしようかな?」の発見です。

ルールや一緒に遊ぶ人次第で、準備したい内容って変わると思うのですよ。初めてのルールでも、FEAR系なら各ルールが似てるからルールの読み込みよりは世界観、「何を再現するルールなのか?」を把握する方が良いだろうし、『SHADOWRUN』の時は逆にリプレイを参照しつつルールを一生懸命読んでました。

で、『ブルーローズ』の場合は・・・まずざっくり、expの取得条件、基本の判定(=デュアルロールシステム)、特徴的なルール?(=ターゲットレンジシステム)をチェックして、あとはシナリオ読んで必要そうなデータの在り処を確認と。ここまでやってみてぱっと思ったのが以下

  1. ビジュアル資料が欲しいなあ!
  2. 着席してから〜プレイ終了までのタスクリストが欲しい!
  3. 戦闘回りのルールは若干省略もアリだな今回はー
1. ビジュアル資料はぜひ欲しい!

今回使った付属シナリオ『イスカンダル・クロスオーバー』では、香港→シチリアソマリア沖と移動します。また、プレイ冒頭の推奨余暇行動でトルクメニスタンマケドニアといった地名が登場します。・・・香港やシチリアはさすがにアレとしても、ソマリア沖から怪しくなり、それ以外になるとどうにもしょんぼり。地図上の位置も風景イメージも思い浮かばずで、こんなんでTRPGでけるかー!と思ったので用意しました。googleのイメージ検索やFlickrは偉いです。

できれば、変な種族とか神性○○とか不思議現象とか、そういうのに関してもイメージ図やイラスト等が用意できれば尚良し!と思います。『イスカンダル・クロスオーバー』のクライマックスに登場する「レムリア種族」・・・テキストですごく描写が書かれてあるのは良いんですが、じーっとプレイヤーが聞いてくれるかというとそうでもなかったりします。自分の適当芸術で良いんで(変てこなイラストやコラージュの方が逆にインパクトあるかも!)用意があると便利だと思います。あ、資料を掛けておけるマスタースクリーン等も忘れずに。

2. プレイ開始までのタスクリストが欲しい〜

これはすっかりFEARに慣らされちゃってる感もありますが(笑) プレイ開始前ってバタバタしてるから、アクトトレーラー読み上げ →ハンドアウト配布 →キャラクターの用意・・・自己紹介、までリストになってるのって結構ありがたいです。『ブルーローズ』でも”夢と希望”の配布や”余暇行動”の演出があります。こういう忘れ物防止と、あと、その時のプレイに関する「超古代文明知識」についていくつかの項目を説明しておきたいって事もあるかも?

上記にちょっと関連して、ルルブは若干見づらいところがありました(・ω・`) 例えば、武装カードにある「信頼性」を調べたい時があったんですが、カタログになってるページ(p138〜)付近には説明がなくて、ルールセクションのページ(p92〜)の方にあるんです。ルルブってピンポイントに参照する事が多い(最初から最後まで順番に見ていくものじゃない)ので、カタログ部分にデータの見方の説明が欲しいとこであります。逆に、表やフローチャートが最後にまとまってるのは便利でした。そのままコピーして、プレイヤーが参照する用にテーブルに置いておけるので。

3. 煩雑な修正は若干省略しても良いだろう

光量とか地形とか、結構こまかくルルブに書かれてます。遮蔽はマップを使って分かりやすくできるので「まあこれくらいは」として、その他のパラメータはいちいち「ヌケモレないかしら?」のチェックが煩雑になります。私は、なにも初回からやらんでもええじゃろうって感じなので、今回はだいぶ省略するつもりにしときました。

セッション当日だよー

実は私、勝手にサンプルキャラクターを前提に考えてましたー。まあ、作りたいって人がいれば作ろうかなーとか適当に考えてましたが、集合してみるとみんな「キャラクターつくりたい!」・・・おっとー・・・さらにちょっとしたコピーのトラブルもあって、キャラクター作成だけで結構時間かかっちゃいました。

そんなわけで、セッションは「時間の帳尻をどうやってつけるか」で・・・って、あんまりセッション時の事を詳しく書くと言い訳になりそうなので書略だ(・ω・`) 自分で「よっしゃシナリオ回した」感が無いのでまたリベンジしたいであります。とりあえず次回はこの流れで、はるみんGMの『ガンドッグ』をお楽しみだ〜。


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*1:新版『ブルーローズ』は、『ガンドッグ ゼロ』と共通のルールシステムを採用だそうで。