2010-06-13 コミュニケーション不全は片方だけの責任ではないと分からせてくれる協働ゲーム『あーぎ!てくと』


戦った相手が悪かったんだ・・・!!

ゲームマーケット行った人のお宝とか、お髭の未開封お宝とかで遊びました。特に『あーぎ!てくと』は去年の12月に世界のボードゲーム・アート展での展示を見て「おおっ・・・!!」と思っていた一品。うり坊メンツで遊べて楽しかったです。

どっちにしろ叩く

『あーぎ!てくと』は、原始人の建築風景を模して積み木するゲームです。円柱や板、三角形の部品があり、お手本カードがあり、そして"空気で膨らます式"棍棒が入ってます。遊び方はそのまんまで、お手本カードの通りに積み木を積めばOKなんですが、それをチームで競います。各チームで一人が建築士となり、残りのメンツが労働者となります。

建築士は身振りと「うごうご」語で作業員に指示を出します。労働者の動作が正解であれば、建築士は1回頭を叩きます。違っていれば2回頭を叩きます。どっちにしろ叩きます。完成したら机を3回叩きます。うっかり頭を叩く事もあるかもしれません。

作業員が建築士に「もう1回指示をください」という意思伝達を行いたい時は「あー?」です。相手チームが建物を見事完成させたら、荒々しくうなずき&まちまちな拍手で賞賛しましょう。・・・と、ルールに書いてます。ルールに書いてます。

かろうじてバーバルコミュニケーション

実は私、早々に建築士をやる時のコツを見抜きました!えへん!このゲームでは、使えるコミュニケーション手段は、外国語+身振り+"空気で膨らます式"棍棒です。こんな時は、(1)こまめに行動を評価する事と、(2)「やり直し」の指示はしない、が宜しいかと!

建築士が「(足踏みしながら)うぐんぐ!」(白を取れ!)と指示したところでもう、作業員は白を場に置いてます。ここで『ああ〜そうじゃないよ向きが違うよ!』と思って頭を2回叩く(その建築NG!)より、一旦、頭を1回叩いて(その建築OK!)おいて、新しい指示として「かるんぐ!」とか指示を出す方が分かりやすいとー。

まあ・・・でも負けたんですけどね!(´・ω・`) あっちのチームが原始人ばっかだったからしょうがない。

その他遊んだゲーム

  • 破滅の13 : 一人が山札から人数分のカードを引き、1枚ずつめくりながら配布していく。お得なカードは「自分のもんだもんね〜!」とやった後にもっと良いカードがきた時は泣けますなー・・・。配りたくないけど配らないといけない時も泣けるね!



  • けもぱにっ! : 『タブラの狼』を4人〜程度の人数でも遊べるようにした感じのけもな〜なゲーム。怪盗と探偵のおっかけっこになってます。プレイ中、明らかに怪盗はxxだなと判明しているのになかなか正体を暴こうとしない奴がいて「?」って思ってたら、そいつは「密告者」だったのでしたー!というオチでした。(密告者の勝利)。怪盗と一般人しか考えてなかったーよ・・・。



  • CAT&CHOCOLATE : TRPG者に良いかもしれない、悪いかもしれないゲーム。手札にアイテムをもち、お化け屋敷を探索します。山札から引かれたホラーな状況を手札からカードを出して解決する。それがOKかNGか、他プレイヤーによってジャッジされ、OKと判断されたアクシデントカードを得点としてゲットしていきます。



  • ゆっくりっと : 東方キャラクターを使った『ピット』。マイナスポイントになるカード群があって、ババ抜き並にまわされる運命っした。



  • ウボンゴ3D : ノーマルのウボンゴもやってないけど3Dやりました。プレイ中、「頭がフットーしそうだよぉっ」が大流行なのはちょっとどうかと思いました。



  • テラフォーマー : これ絵が大好きですー。昔のSFちっく。巨人族のカードとかちょう欲しくなっちゃう程度にホーガンが大好きです( ´∀`)





  • ごいた : 猿のように遊んでました。コントラクトブリッジみたいに対面に座っている人とペアになり、手札を早くなくした人が勝ち。最後に出した札によって得点が変わります。プレイ直後は、味方をアシストするプレイがなんだか分からなくて戸惑ったりもしましたがー。