2011-04-10 攻撃はつまり情報収集・・・『悪魔城への馬車』

今月は、「さて6人か・・・」という場面が何度かありました。そのたびに遊んでたのが『悪魔城への馬車』です。ドラキュラ。

手がかりも多いけど、ゴールの条件が結構厳しい

プレイヤーは「職業カード(プレイ中に使える特殊能力)」と「組織カード(2種類ある、つまりプレイヤーの半数は味方でもう半数は敵同士になる)」、「アイテムカード」を持ってゲームをスタートします。全てのカードは秘密の状態でスタートしますが、プレイ中に職業の特殊能力を使う場合は職業カードを晒す必要があります。また、戦闘の結果などで組織カード等をチラ見される場合もあります。あるいはアイテムカードを盗られる事もあります。

こういう正体当てのゲームは、どやって手がかりを得るのかが「遊びやすい」「にくい」の分かれ目だと思います。『タブラの狼』とかアレね、会話だけで正体さぐれっつーの難しいよ(´・ω・`) 最初はどうせあてずっぽだし。その点、『悪魔城への馬車』はアイテム交換で相手の欲しい・欲しくないものを知る事ができたり、戦闘で何かをチラ見する事もできます。

ルールから正体あてって事はすぐ分かるんですが、ゴールの条件聞いてびっくらしました。けっこう厳しい。自分の組織を象徴するアイテム(鍵 or 杯)を3つ揃えて勝利宣言をするんですが、一人で3つ集めるのは難しいわけで、多くは「同じ陣営の○○と私で鍵を集めた」てな感じの宣言をする事になります。味方が誰で、アイテムがどこにある、2つを宣言しないといけないという。

戦闘の意味

例えば『シャドウハンターズ』でも、ゲームの目的は「正体あて」だけでなく、あくまで自陣の勝利条件を満たす必要があります。で、その条件が「ハンターを全滅させる」といったものなので戦闘は勝たないといけないわけですが。『悪魔城への馬車』は、戦闘は必ずしも勝つ必要がないんですねー。戦闘は情報収集の手段の一つであって、まず戦闘に勝った場合は(1)自分が相手の情報をチラ見でき、負けた場合でも(2)自分の情報をチラ見した相手の動向を観察する事で自分のための情報を得る事ができ、さらに(3)「自分の行動を支持する人は誰か?」他の人の動向を把握する事ができます。

戦闘が情報収集手段の一つ、というのはルールがすっきりして良いなーと思います。『悪魔城への馬車』の戦闘というと、攻撃と防御の当時者が決定した後、他のプレイヤーがそれぞれ攻撃支持・防御支持の態度表明をします。その多数決にアイテムカードをプラスした数が当事者たちの攻撃力・防御力に。戦闘のための特殊ルールがこのくらいです。HPないし、攻撃・防御の判定ルールないし、武器の強さを数値で示す必要が無いし、回復の方法もいらない。

うり坊メンツのプレイは、1回目はアイテム交換中心のまったりプレイ、2回目は積極的に戦闘をしかけていくプレイでした。まあプレイ中の私は、アイテム交換と戦闘が等しく「情報収集の手段の一つ」と扱われている事に気づいてなくって戦闘を避けてて、おかげで情弱プレイでした(ノ∀`)

その他遊んだゲーム

  • ガイスターブリッツ : ブリッツクリーク的な何か。5つのアイテムがあり、カードをひいて該当するものを早いもの勝ちでとりにいく。アイテムそのままが描かれているものを取らなければいけない事もあるし、全く書かれていないものを取らなければいけない事もある。・・・一瞬だとこの判断がアレで、しかも1回ミスると後を引いてだんだん自分が信じられなくなっていくゲーム(´・ω・`)
  • ジャングルスピード : おなじみのゲーム。おもいっきりお手付きした時の絶望感といったら・・・
  • 禁断の弧島 : よしMAXレベルからスタートしようぜ!って言う私の主張は却下され、「ノーマル」からスタート。でも15分程度であっさり沈没しました( ゚ω゚ ) ぐう・・・次回こそは・・・

この日のうり坊ごはん

お好み焼き(広島風のはずが・・・)
もとにしたレシピは かめ代のおうちdeごはん☆ ホットプレート de 広島焼き♪ 小学生でも作れます! でしたが、プリンタさんが動いてくれなくて印刷できず。しかしホットプレート料理はぐずぐずしてるとアレなので、勢いで作りました。広島風はほんとに「風」でしたが、お好み焼きだから無問題でした。足りなくて焼きそばだけで食べたりもしました。