2012-2-12 きたない、大人ってきたない『ザーガランド』


こんなにメルヘンなボードなのに

バレンタイン間近という日程ゆえ、山のようなお菓子が集まりました。全部くったら甚大なキロカロリーになるので、来月にまわすようにします。(`・ω・´)

受賞作ゲームを順番に

「受賞年の古いものから未プレイゲーム」をセレクトすると、『ザーガランド』と『ラミィキューブ』。やりたいやりたいと宣言してたら、nemmyさんがルール読んでくれてました(2ゲームとも)。私も、私も読もうと思ってたんです・・・。

xxの木の下には宝物が埋まっている!『ザーガランド』

『ザーガランド』は王様が探している宝物がどこにあるか、13個の木の下から探し出しすゲームです。ボード上のお城に置かれてる目的カードを1枚めくり、そのアイテムがどこの木の下に埋まってるかチェックして、お城にいって告げます。あっていたらその目的カードをゲットすることができます。早く3枚獲得することが勝利&終了条件。

6面ダイス×2個でマスを移動していくんですが、プレイヤー同士が同じマスにとまると先行プレイヤーは村に返されてしまいます。なので移動が大変。後述しますが、プレイ中盤以降の足の引っ張りあいも素敵になります。

あと、ちょっと馴染みの薄いお宝もあって「なんじゃこりゃ」な事もありました。ホレおばさんって何者さ(´・ω・`)

足の引っ張りあいと記憶劣化

プレイ中盤以降になると空気が変わります。妨害行為と記憶劣化のせいです。

妨害行為といえば「踏む」。まずこのチェックが厳しくなります。例えば、城に向かってるプレイヤーが「ちょうどダイス目がいいから」で寄り道して踏みにくるのは当たり前。城の周辺をぐるぐる回る時は、踏まれるのを見越してコース取りしなくては生き残れない。さつばつ!

妨害行為にはもうひとつ「魔法によるカードシャッフル」もありますが、こちらは妨害がどうのより、ジャンキーのように「魔法が・・・魔法があれば・・・」と言い始めるのが面白いです。特に、皆が城門ワープを使い出すと →後手番のプレイヤーの城門ワープに踏まれて村へ →ちくしょう復讐してやんよ城門ワープ ・・・という泥沼になるのは本当に素敵です。たいはい!

そして、最大の敵が「記憶劣化」です。見えない敵と戦う恐怖がおわかりでしょうか。既に暴かれた木を指定してしまった時の恥ずかしさといったら? 二者択一に敗れたと思っていたら(どっちだったっけー。こっちかなー・・間違えたわー)、「実は二者とも違っていたのでした!」ことが分かった時の気分といったら!(´・ω・`)


そんなわけで、このゲームはプレイ中盤以降が本番です。

欲にまみれたプレイヤー達が城へ殺到し、踏みつけあい、他プレイヤーのリアル記憶劣化を嘲笑い、泥沼の地獄絵図になっていくのを楽しむ大人のゲームです。

その他遊んだゲーム

ラミィキューブ・・・ぱっと見は麻雀ぽいけど見るとこは違う。場に出ている牌すべてを対象として、1分という時間制限内に手牌を加えて組み換えていく。もっかいやりたいなあ。待ち時間が固定(1分×最大4人)だし、待ち時間にも黙々と考えてるから、プレイ時間のわりに充実感いぱい。

ティチュー・・・ペア戦の大富豪だそう。ぱっと見がコントラクトブリッジぽいので、1回目はそんな感じでプレイしてたら、「弱いカードを捨てる」事ができなくてちょう困った。全員平等にカードが減っていくわけではなく、早く手札をなくしたもの勝ちだからぜんぜん違うんすよ。・・・とか色々思い知ってから、3回目・4回目くらいはまあまあ遊べたかもしれない。


  • ごいた・・・ルールをすっかり忘れてました!結構遊んだはずなのに、あんなにシンプルなルールなのに。「なんで伏せるんだっけ、何かいいことあるんだっけ?」みたいな。プレイ中にルール読んで思い出しました・・・。

この日のうり坊ごはん

焼きそば
料理の腕に定評のあるやまーんの仕事で焼きそばでした。ただ、私が「ニラならあるよ!」って言ったら「ニラ・・・?」みたいな雰囲気が漂い、ちょっぴりカルチャーショック。ニラ入れてもいけるって・・・