2012-03-25 ご近所ゲーム会 −思ったより早く時代は通り過ぎた『ナビゲイター/Navegador』



ご近所でちょいと集まってゲームと焼肉の会(`・ω・´)

大航海時代を遊ぶ『ナビゲイター』

とりあえず箱絵のおっさん(王子)とか冊子のおっさんにハァハァしてました。おっさんかこいい。そしてマップはアフリカ廻りのインド〜ゴールは長崎まで。大航海時代といえば、ヴェネツィアジェノヴァなどイタリア系が地中海を席巻している時代に、なんとか東方貿易を目指して航路を開拓してたアレですもんね。

ただ、ゲームボードはマップ以外にもごちゃごちゃあってパッと見はちょう面倒そう。売買品の価格表、労働者人数管理表、恩恵タイル、ロンデル、建物コマ置き場などなど、「うへぇ、資源管理どんだけ」って気分になります。

やってみると意外と分かりやすい

終了条件はどっちかを満たしたら

  • 長崎まで航海する
  • 建物たちが全部なくなる


得点計算は、全部合計していくら

  1. 船・人・金貨の数×1点
  2. 植民地・工場・探検家チップ・造船所・教会の、各「基礎点」×「集めたコマ数」


勝ちパターンとしては、

  • 植民地からの生産物売買を資金源に、造船&航海しまくりんぐ。
  • 工場での加工品売買を資金源に、人集め&建築しまくりんぐ。

でもこの勝ちパターンは「傾向」程度です。私は4番手でのスタートだったので(1番手&2番手が航海型)建築しまく・・・ろうとしましたが、開拓された航路に残された植民地を買いに行ったりしてました。順番にエンリケ航海王子のカードが回ってくる*1からつい。航海しなきゃ損ソン!みたいな(・ω・)

人集め&建築の方が恩恵トークンに手を出しやすいので*2いいのかなと思ったり、でも航海型が集めやすい探検家チップは基礎点がとっても高い上にチップ0だと0点ですけんね*3

遊んだ感想
  • もっと長時間かかるのかと思ったら、意外と展開が速く。『プエルトリコ』の覚悟で臨んだら、『ストーンエイジ』でした、みたいな。小物多いけどそんなにやる事は複雑でもないかなと思います。いや資源管理はちょい面倒だけどねw
  • 航海の進み具合でフェーズが変化しますが、フェーズが進むごとに船の移動量が増えます。フェーズ3だと一気に3マス移動しますから、2ターンで大船団が最前線まで追い上げてくるとか。ちょっとかっこいい。
  • 航海でも建築でも、そこまでお金が足りなくて困るということはなかったです(『アクワイア』の金欠感とか、『カタン』で全くカードがこないような悲しさ)。お金を稼ぐタイミングは自分で選べるし、わりと手に入りやすく、お金がなきゃないで別の行動やろうかなという気持ちの余裕があるくらい。
  • 植民地から生産される産物(砂糖・金・スパイス)のうち、個数が多いのはスパイス。価格表の動きが、「売買で値崩れ」し、「工場加工で値上がり」するので、つまりスパイスはそのうち値崩れ起こすだろうとおもったら・・・起こさない!
  • これはもっかいやってみたいですー

その他遊んだゲーム

7(なな)・・・カードの一部が丸く抜けるようになっていて、その抜いたパーツはチップになるという無駄のない仕様。素晴らしい。ゲーム自体は、場にカードを出していって7になったら流す。&新たなカードを出して早く手札をなくした人の勝ち。『ピッグ10』みたいなプレイ感。丸く抜いた窓から下の数字を見せるように置いたり、同じ向きに重ねて下のカードの数字を使わないようにしたり、ってとこが新鮮。


six・・・焼肉屋の順番待ちシステムが素晴らしく、整理券もらって別の場所へコーヒー飲みに。そのときお髭さまが華麗に『six』を出すから遊んでました。「コマがパイの実だ」とか「ケツ穴の形に並んだら」「おっとお花の形」とかもう酷い言葉がすらすら出てくるインストでした。よくないね。ゲームは、このパイの実を交互に置いていって「丸く並べる」「直線に並べる」「ピラミッドに並べる」のどれかが完成したら終了&勝利。もちろんバレバレな置き方してるとすぐ妨害されるから、直線でつくりつつピラミッドに移行とか頑張らないといけない。

*1:手番の最初に無料でsailngできる。使ったら右隣の人に回す

*2:恩恵トークンをGETするコストが労働者数-1

*3:基礎点×コマ数、建物は初期で皆1個ずつもってるから0点にはならない