2012-04-30ご近所ぽいゲーム会 ―ギャンブルも反乱もしないなら、海賊ごっこでもしてるがいい『カルタヘナ』3&4


引き続きカードスタンド大活躍。

タイトルは主にxxさんのことです(`・ω・´) 『カルタヘナ3 黄金島』ではギャンブルで涙目になり、『カルタヘナ4 反乱』ではひたすら兵隊<お金を集め続け、最後に強者の尻馬にのっかるという・・・正しい海賊っぷりを発揮していました。

『カルタヘナ』1&2を遊んだ記事もあるよ。)

情強と情弱の戦い『カルタヘナ3 黄金島』

本島で海賊コマと権利書を集め、出航 →島々を船で航海・上陸していくゲーム。

  • 上陸のためには、海賊コマ(全部で3種類×4コマ)が必要。
  • 上陸した証として権利書(各プレイヤーごとに6枚+1枚)を置く必要がある。置いてないと最後の宝物分配に絡めない。

で、ゲームが終了(終了条件は誰かが権利書6枚を使いきる事)すると「黄金島はココだ!」が公開されます。つまりプレイ中は地図を集めながら&勘を頼りに上陸しまくってる状態なんですねー。

なのでプレイ中は、こんな感じでプレイ方針が。

  • なるべく地図を集め、黄金島っぽいところを優先的に上陸するプレイヤー。どうしても後手後手にまわりがちで、あんまり航海しないまま終わることもあるけど泣かない。
  • 地図集めはそこそこにとりあえず出航するプレイヤー。遺跡*1GETや、宝物*2の価値が高いところを優先する。黄金島を外しても泣かない。
  • 遺跡や宝物を優先しつつ、地図を集めてるプレイヤーの尻馬に乗るプレイヤー。ちょううまい。

情強を利用する情弱が最強の情強なんですよ・・・!!

ゴースト怖いゴースト『カルタヘナ4 反乱』

航海のステップを表すマスを進めていきます。そのゴールに到着するまでに、船長vs航海士の陣営のどちらにつくか密かに決定し、兵力とお金を集めます。ゴールまで来たら戦闘(航海士による反乱)開始。航海中に集めたリソースを使って戦闘を行い、船長vs航海士の勝敗が決まる→プレイヤーの勝敗が決まるというゲーム。

航海中は、7枚の海賊カードを使用し陣営を決定したり資源を集めていきます。で、まあ、その7枚の中で「ゴースト」を引いてしまうと・・・!! 何も得られず手番が終了する上に、他の人はもうゴースト引く心配がないから大胆にカードを使えるわけですー。ゴースト怖いよゴースト。

さてプレイは、私がいち早く陣営を決定し兵力を集めてました。そしたら後から陣営を決定する人達が勝手に私に合わせてくれたので苦労なくメジャーになれましたとさ。逆にお髭様が他プレイヤーのリサーチがアレでマイナー側へ。3:1な事が分かった時のお髭様のガッカリ感といったら。

「ストーリーとしての連続性」はけっこう強いんじゃなかろうか

はい、これで『カルタヘナ』シリーズ1〜4が終了。ストーリーの連続性はあり、ルール的な繋がりはあんまり無し。でもストーリーが繋がってると遊びたくなっちゃうんですねー。いやーまずいわこれはまずいわーw

例えば、ローゼンベルクの3部作がもし収穫という「共通テーマ」じゃなくて、「ストーリーとしての連続性」があったら・・・とか思いますねえ。共通テーマだと下手したら3つのうちどれか1個で良くなりそう、連続性であれば1つ買ったら他も欲しく・・・どうかな?価格との兼ね合いもあると思うけど。

その他遊んだゲーム

FLASH POINT・・・箱絵に一目惚れして購入。まあ、箱の人は単なるパンピーの消防士さんなんですけどね。基本的な進行は『パンデミック』と似てて、プレイヤーアクション→炎の拡大という進行。爆発は十字にのびるから炎に対して斜めに位置どるといいよ!ボンバーマン理論! あと、面白い&惜しいのが「消防士がダメージ食らってノックダウンするルール」。慎重に進まざるを得なくなり緊張感がある!・・・んですが、しかしノックダウンしても次のターンにしれっと復活出来ちゃうのでそこが残念。もちょっとペナルティあってもいいと思うな。

クワークル・・・年間ゲーム大賞受賞作を遊ぶシリーズ。開封すると、箱にみっしり詰まってる感じが素晴らしいコンポーネントですね! プレイ中、6コマ揃えるたびに「くわぁッー!・・クル!」という妙な雄たけびが上がってて良い感じでした。お髭さまが16点ゲットを2回決めるなど、何かの力に覚醒したかのような勢いで勝利。

*1:4枚限定、ちょう強い効果を持つカード

*2:それぞれの島に置かれ、上陸すると先着順でお金がもらえる