2019-02-10 『LUTHER DAS SPIEL』

LUTHER DAS SPIEL

◾️感想

マルティン・ルターが好きなら是非。ボラさん、カール5世、ザクセン選帝侯、テッツェル …この辺の名前にときめく人には超おすすめです。

ゲームの概要

ルターさんゆかりの地を旅行する事で日数による得点や7種の人物カードをゲットしたり、ルターさんの肖像画(byクラナッハ!)の完成を進めることで得点をゲットしたりします。絵の完成とともにゲームは終了し、プレイ中の得点、および人物カードのコレクション点などを合計した結果、最も得点を稼いだ人が勝利します。

プレイした感じ

素直な遊びやすいゲームでした。得点の仕方も分かりやすいし、強制発動のイベントカードは全員にメリット(使用者に+α)があり、プレイヤー間の妨害要素も人物カード争奪戦くらいです。ゲーム中の考えどころは、↓の感じ。

  • 手札の選択(手札補充時、移動用の数字カード/イベント含むスペシャルカード引ける権利の組み合わせをどう取るか)
  • 旅行のルート選択(いかに上手に人物カードやルート得点を集めるか)
魅力(圧倒的なヴィジュアル)

ゲームの作りが素直な分、私にとっての最大の魅力はビジュアル部分でした。ゲームボード始めあらゆる場所にルターさん多すぎ凄い。特にボードの1/4を占めるルターさん肖像画が、昔のお色気ゲームのように完成していく(邪魔なパネルがとれて下絵が見える)様子に笑いました。
あと人物カードもなかなか。私が補充するとなぜかテッツェルばかりで、ルートの四方をテッツェルに囲まれる事態がたまりませんでした。

f:id:knsr:20190210164812j:plainf:id:knsr:20190210151949j:plain

◾️ルール読みの穴

今回は遊ばせてもらったので自分が読んだわけではないですが。スペシャルカード(イベントカード、ルターカード、恩恵カード)の使いどころはうっかり忘れも多かったので、次回プレイするならちゃんと把握しとかないとなーと思いました。

  • 手番でできるアクション:ルターカード、恩恵カードを任意の枚数捨てて、同数の食料カードを獲得する
  • 最終得点計算:未使用のルターカード、恩恵カードは1枚につき1点

◾️余談、おすすめルターさん

ルターさんを好きになる漫画。テッツェルやカール5世も登場するので、人物カード含めてゲームのテーマがよく分かります。彼らは仲間というか敵というか、大きな目で見れば宗教改革のメンバーではあるなぁーという。。ボラさんは間違いなくルターさんの味方

ルター(歴史系倉庫 世界史のまんが)
http://rank119.gozaru.jp/img/roma/img12/0-1.html