ボドゲのルールを読むのは当たり前?-『緑の幽霊屋敷』

『緑の幽霊屋敷』と『緑の召喚術師』を遊びました。残念ながら、毎月遊んでる仲間うちではビミョーな評価でしたが・・・お店に置いたり、インスト慣れしてない人には良いゲームかもと思います。




◾️「ボードゲームのルールを読むのは当たり前」な人・そうでない人

私含め、今回遊んだ面子の感想はこんな感じでした。

  • 最初にルール把握してからプレイしたい。特に、特殊カード効果は、先にみんなで確認しておきたい。
  • 口頭なら15分くらいで説明できるルール。それを1時間近くチュートリアルプレイしないといけないなんて、時間がもったいない。
  • 「ルールが山札から小出しにされる」点にメリットが見いだせない。隠されていた物語が進行する等プレイの面白さにつながるわけでなし、特殊カードがプレイ中にいきなり登場して理解しなくてはいけない点はむしろ遊びやすさを損なってる。
  • ルールカード全部抜いてからプレイしたら良いんじゃないかな。。。

ボドゲ遊びなれてる人にとって、ルールを読むのは当たり前のことかと思います。だからこんな感想になると思うんですが、ただ、ルール読むのが当たり前ではない人もいて、そんな人には良いゲームではないかと思いました。たとえば、私がぱっと思いつくのは、会社の人とお店の人。

  • 会社の人 : たまーに、会社の人とボドゲ遊ぶことがあります。中には自分でゲーム買う人もいますが、本人が過去に遊んだことあるゲームでも「インストお願い」「できない」と言われることもあり。できないというか、人に説明することに慣れてなかったり、 過去プレイの記憶が薄れたらもう「インストできない」になっちゃうのかなと思います。
  • お店の人 : ボードゲームも遊べるバー(ボドゲバーではない)で『宝石の煌めき』遊んだんですが、お店の人のインストがまさに記憶頼み。なので「こんな展開になって面白かった」とか「たしかこの場合のルール○○だったと思います」のオンパレードでよくわからず、結局自分でルール読みました。お店の人が何故ルールを見ようとしないのか不思議でしょうがなかったです。

『緑の幽霊屋敷』と『緑の召喚術師』なら、ルール読んでなくてもプレイを始められ、ルール読むのもみんなで読んでいきます。だから、完璧に理解せねばのプレッシャーもないし、間違えたらどうしよう上手く説明できなかったらどうしようもないし。「誰かがルール読まないとプレイされない(機会がない)」という問題をクリアしてる点ではすごいゲームだと思います。

特にお店に置いとくゲームとしては、説明の手間いらずで勝手に遊んでもらえるし良いかもですね。

ただ、どうせ最初のプレイはチュートリアルなんだから、もっと短く終わらせても良いと思うよ・・・!