『アクロス・ザ・ユナイテッドステイツ』は良い株ゲーム?

3人でプレイしました(インスト40分/プレイ70分ほど)。端的な感想は「株ゲームを遊んだ気持ち」。

▼公式のゲーム紹介ページ
アクロス・ザ・ユナイテッドステイツ/Across the United States

■プレイの感想

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『アクロス・ザ・ユナイテッドステイツ』は鉄道ゲームです。私も序盤は旅客チケット見ながら路線のばしてました。が、そのうち手札が別の路線をひけと言い始め、都市コマボーナスでも狙うかと交易品、ついでに株を全社購入してみたら、我ながら成長させた路線が有望に見えて株を買い増し、そして終盤になっても手札と旅客チケットが噛み合わないのでもうダメぽと思いながら、筆頭株主 or 筆頭とんとん株主を狙いつつ、交易品を集め~ようとして集まりきらずにゲームが終わりました。

正直、プレイ中は「手札を選ばせて欲しい!」と思いましたが(だって旅客チケットと手札が・・・!)、とはいえ、得点源は他にもあるしプレイの度にとりあえず何かが得られるので何とかなりました。


こんなプレイでも、最終得点は60点をオーバーしてました。旅客チケット3点、金鉱おみくじ2点からの、・・・しょっぱい交易品と、株と株と株。ほぼ株。プレイ中に他PLの株カード気にするのも面白かったし、ナイス株ゲームでした。

(私以外の二人はちゃんと旅客チケット点をゲットしてたので、鉄道ゲームしてたと思います。)


この株ゲームっぷりはプレイ人数のせいもあるかと思います。今回は3人だったので、ボード上に「路線が引かれない空白地帯」もありました。5人プレイならもっと線路がいっぱい、相乗りもいっぱい、乗り換えチケット買いまくりの鉄道ゲームっぽい展開になるんじゃないかと予想してます。

『アクロス・ザ・ユナイテッドステイツ』は、初回でインスト込みプレイ時間が2Hをきるので、再プレイの敷居も低いです。ルール忘れないうちに、次は5人で遊びたいです。

■嬉しいところ

1、ゲームボードの都市名が、通し番号つき/整列してるのが嬉しい。

旅客チケットで都市名を探す時にとても探しやすい! 路線コマを代わりに置いてもらう時に指示しやすい!「12番駅→13番駅に路線ひいて」とか。
(でもオールドなメリケンの雰囲気も捨てがたいから、着せ替えボード的な、地図風デザインのボードがあればそっちも使ってみたいかも)

2、サマリーシートが嬉しい。

特に「購入フェイズ」の説明が嬉しいです。「購入フェイズ」は毎回は実行できないけど(お金もったいないから)、でも「乗り換えチケットの購入」や「交易品の交換」など終盤に必須のものがあって忘れちゃまずいので。

3、箱がA4サイズで嬉しいかも。

公式サイトにあるルールPDFを印刷して(A4サイズ)、ゲーム箱にいれたらサイズが丁度良い。これはアレで、奥様向けお片付け業界ではお馴染みの、ファイルスタンドにシンデレラフィットな立てる収納とか見せる収納とかできそう。