09-03-27 ビジネス選書セミナー「最強の『自分ブランド』を作り出すパーソナルマーケティング」へ参加

本田直之さん講演の「パーソナルマーケティングセミナーに行ってきました。興味あるテーマ+お馴染みの著者、という事でホイホイと。私がビジネス書を濫読し始めるキッカケとなったのが、この本田さんの「レバレッジ・リーディング」なのです。その後も、「シンキング」「時間術」「英語学習法」・・・と、それなりに購入してたり人に貸してもらったり。


ビジネス選書セミナーは、出版した著作をベースに著者が講演する、というスタイルですけど、今日のセミナーは07月に刊行予定の著作がベースでした。テストマーケティングって事かな。←アンケートや質疑応答で反応みるとか。もしそうなら、うまい使い方ですねえ。

感想いろいろ

  • 講演の雰囲気
    • 開場時間前から受付に長蛇の列。うっへり。←3人掛けテーブル、4列(12人)×12行が埋まってました。
    • 会場で講師の著作を販売してました。結構売れてたもより。一人で2〜3冊買ってる人もいたし。
    • 参加費5000円+販売で、100万近くいってそうですねー。素晴らしい。
    • 参加してる人の中に、レバレッジメモ*1を実践してる人がいました。えらいなー。
    • 講師登場「冬でもTシャツ」→会場(笑)、掴みはおkですね。わかります。
    • 今回はスライド資料の配布がありませんでした。著者のプロフィール+memoと書かれた白紙。うぉ、せめて小見出しくらい掲載しておくれよ。
    • しかし、講演始まってなるほど納得。スライドに出てくるのはキーワードや写真のみ。いわゆるジョブズ的なアレ。
    • 講師やスライド画面の写真をとってる人がいました。あ、禁止されてないんだ!?・・・でも携帯だと音がでるからなあ。
    • 隣の人が、ノートに縦線を書き入れてキレイに書いてるのを見て感心しました。私、絵かいたり殴り書いててすみません。しかも今日はピンクのペン使ってました。アンケート回収の時、ちょっと「やべっ」と思いました。
  • 講演内容:最初の導入部分
    • ちょっとした機器のトラブルがありました。会場係が点検してる間、「最近読んだ本で面白かったのは・・・」とトークを繋いだのは上手いなーと思いました。
    • 考え方の癖を変える : 人間には2種類・・・言い訳を考える人と、どうすればできるか考える人。←著書全般に登場するベースの概念。
    • 「近くの人と自己紹介しあって下さい」。但し、名刺を渡してはだめ。会社名を言ってもだめ。会社名は退社すれば使えなくなる。会社名にあぐらかかないで自己紹介する。
    • キーワード「キャリアアップよりプロフィールアップ」
    • 私、仕事/趣味は完全に分けて考えてましたが、「成果」や「実績」を単位にしてごちゃまぜでプロフィール作ってもおkなんだなと思いました。
    • ↑なるほど、パーソナルマーケティング
  • 講演内容:詳細
    • パーソナルマーケティングの流れ図+各々の解説、すぐ実践できるワークの紹介。
    • ワーク1 : 「私は○○です / できます / 教えられます」×20個を書き出す
    • ワーク2 : メジャー分析、自分が良いと思う人を挙げて分析する。
    • ワーク3 : 自分にタグづけ。やりたい事、やってきた事、アンチタグ(絶対やらない事)
    • ワーク4 : 「自分の強みは?」×100個を書き出す →知り合いに100リストを見せて聞く。「食事をおごってでも聞きたい項目は何?」
    • ワーク5 : 「自分がやってきた事 / 上手くいった事 / 成果」×100項目 →100項目から、時代やトレンドを考えて「切り口」を考える、本の目次を作るように「体系的に並べ替える」
    • ワーク6 : 「自分のキャッチフレーズ」×100個書き出す
    • 書き出す事によって再現性をもたせる。○○をもう一度やって強化させよう等。
    • キーワード「マルチスキル」 : ミックスさせる事によってオンリーワンを目指す。
    • ブランディングされてない個人とブランドを確立している個人では、同じ発言でも影響力が違う。
    • ブランド接点。硬いイメージでうってるのに、メール文で「♪」とかどうよ。
    • 自分コンテンツを考えるところまではそれなりにやる人が多い。でも、その先=プロモーションをやる人は少ない。メディアへの売り込み等。
    • メディア関係者は情報を集めている。自分がメディア関係者にとっての情報源になる。長期的な関係を築く。
    • メディアキット。第三者からの情報は信頼されやすい。メディアに露出した場合は、保存+自分のプロフィールをつけた資料を用意しておく。
    • 継続する。フィードバックをちゃんともらう。
  • その他
    • また名刺持ってってなくてギャフン。前回使う機会なかったので「いいやー」と思ったら・・・。
    • 最初の「自己紹介してください」でペアになったフジツカさん。個人を対象にカウンセリングしてるみたいですよ。ボドゲ作るのに、プロフィールや製品カラーなんかで、パーソナルカラー分かってると便利だなーとか思いました。


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本田 直之
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4 本に対する価値観を買えた一冊
3 ただの読書で終わらせないための工夫
4 読書はじめる人⇒オススメ! 読書してる人⇒見つめなおせる!
4 神楽ポイント
1 学生時代に読書をしなかった大人

*1:レバレッジ・リーディング』で紹介されてる、読書した内容を「身に着ける」手法