他RPGの「異世界の日常」をＡマホでプレイしてみたい
ずーっと前から考えてたのですが、なかなか実行に移す機会が無かったのです。そろそろ実現できるかなーと思って、ちょと書いておこうと思います。既出だったら・・・まあいいか。
アイデアの契機１−『NOVA』のRLをした時の話。
とあるPCが、ハンドアウトで用意されたNPCと予想以上に仲良く（？）なってエンディングを迎えました。で、「次回はプロポーズとか結婚なシナリオやろうぜー」というリクエストが・・・！！
嬉しいやら恥ずかしいやら面倒やらな気持ちでしたが、まあ、なんか適当にNPCをヒロイン的立場として再登場させて次のプレイをしたのです。でも、ちゃんとリクエストを叶えてあげられなかった。どうしても新しいシナリオの攻略がメインになって、リクエストの「らぶらぶ展開」はそれっぽい演出しましたーで終わっちゃったのです。
（とりあえず自分の力量は棚上げして）一般的なTRPGでシナリオを作る場合、戦闘込みの起承転結がないとプレイするのが難しい・・・と思います。プレイ後の満足感がイマイチになるというか。あの時Ａマホがあれば、ピンポイントで「ラブラブを冷やかし」たり、「NPCの演出を随時楽しむ」ようなプレイができたのになーと思います。
アイデアの契機２−とあるコンベンションでの話。
『ソードワールド』で、2段階仕立てのシナリオをやってくれたGMさんがいました。「子供時代のお化け屋敷探検」と「大人になってからの本セッション」という構成で、子供時代は探検してるところを大人に見つかって怒られて終わり、本セッションは同じ館で実際に怪現象が起こっているのを解決、謎解き。
伏線を敷いたり、キャラクターの性格付けや環境（＝設定）を参加者で共有しやすい、というキャンペーンの良いところを上手に使ったセッションだなーと感心しました。
ただ、ソードワールドだと子供時代のプレイがイマイチ・・・。専門性の高い技能（つまりほとんどの技能）は取れないという事でキャラクターシートのブランク欄が多くなるし、判定もできない。2本立てシナリオの、後編を楽しむための前座としてしか機能してないというのかな。ゲームプレイとしてみた場合、子供時代がちょっともったいない感じでした。
アイデアの契機３−ボドゲ仲間と『ブレカナ』をプレイした時の話
クラスを選択しただけでおよその人生が決まり、ダイスを振るだけで過去設定や聖痕が決まり。魚人がいて、悲惨な過去を持つ人がいて、叙情的な名前の特技を持ち、共振が起こればものすごい派手な光景になるわけですが・・・。
でも、それらはすっかりプレイ中に忘れられてました。ボドゲやM:tGから入った人だけじゃなくて、TRPGをプレイしてた経験のある人も半分以上いたのですが。（しかし実は私も、プレイが始まるとそういう演出用のデータってそんなに気にしない人です。）
逆に、プレイ中に思いつきで入れた台詞や行動は、プレイ終了後一週間経っても覚えてたりします。「魚人、キレキャラだったよねｗ」とか「さすが地元民の聖職者、情報収集成功しまくり」、「同じ地元民なのに失敗しまくり魔法使い、引きこもり？」とか「みんな人を見る目無いな・・・」とかとか。
なんというか、自動的にずらずらくっつく設定より、プレイ中に使ったりプレイを通して出来上がった設定の方が覚えてるよね。という事を再確認しました。当たり前ちゃ当たり前ですけど。
アイデア−他RPGの隙間時間、「異世界の日常」をＡマホでプレイしてみたい
『クロちゃんのRPG見聞録』か『千夜一夜』（うろ覚え）で見た、ギャンブル＆乱闘の話がすごく好きでした。中世ヨーロッパを元にファンタジー世界の街並みを考察したり、旅する手段や旅人の事情を考察してる話も面白かったなー。こういう「異世界な日常」を考えるのってちょっと懐古趣味かもしれませんが、Ａマホを使えば1セッションとして成立させられそうと期待するのです。
Ａマホを使えば、短い時間でプレイできてオンラインセッションも容易。さらに、戦闘や特別なイベントが無くても、プレイ時間軸以外のキャラクターでもプレイができるぞと・・・。
子供時代や街で過ごす場合など、”本格的な武装や技術を使う”戦闘の心配が無いなら日常編ベースで十分だと思います。「外見」・「能力（戦闘以外）」・「持ち物」あたりの成功要素で、世界観はそのTRPGのものを使って。酒場の喧嘩くらいなら、体格や行動次第でどうにでもなりそうかなと。
- 前哨戦として・・・PCの子供時代とか、本セッションの事件に関わる前の日常をプレイする。旅する理由やPC同士の共通の思い出、または各PCの強烈な体験を具体的に演出したり、本セッションの前振りなどなど。本セッション用のPCを作成する前でも後でも。
- 幕間として・・・単発セッション後のフォローや次シナリオのネタが無い時、キャンペーン中に欠席者が出た場合などなど。オンセならログとりやすくて欠席してた人も見られるし、本編は進行せずに皆楽しめそう。このプレイを次のシナリオのネタにできれば尚良し。
やってみたーい。
