ルールブックの読み方−「効率良く読む」私的テンプレ

ルールブックの読み方−でみのげーむ を興味深く読みました。まさに今、『Aの魔方陣』を買った友人が「ルールまだ全部読んでないからSDできないの。」とか「ルール多くて困るよう。」と言ってるとこです。

  • リプレイ本やウェブ上のリプレイも読んでくれてて
  • 過去に一応TRPGのプレイ経験があって
  • M:tG』の定石デッキやレアカードはよーく覚えてて、うきうきデッキ構築して
  • ボドゲをばりばりプレイしてる人でも

TRPGのルールブックは読みにくいらしいですよ・・・!!

ルールブック読みの順番とか

私も以前、TRPGやった事ないけどルールブックを買ってくれたボドゲ友人に「とりあえずGMやってよ。」と言いつつ、ルールブックの読み方を紹介した事がありました。(『Aマホ』買った上記の友人にはすっかり忘れてた!)
基本はid:demidemiさんと同じく、「頭から1ページずつ読まなくても良いよ」です。「書いてる場所を把握しておいて、プレイ中に参照すればおk」とか。


ちょっと違うのは、GMやっておくれよという前提だったので「優先順位」を足した事です。

まず大前提。ルールブックには、本当に重要な部分(コア)と、そのコアに彩りを添える部分(アラウンド)があります。

れっつ・ぷれい! とらんすれいと!−極汚戦線

を紹介しながら「さらりと読めばいいとこ」「意識しながら読むとこ」があるよーとか、でも暗記は必要無くて、コアな部分に付箋やインデックス貼っとけーって話をして。
ええまあ、TRPGすら未プレイの人にGMお願いするのがそもそもアレなんですが、参加者がほぼ未経験者ばっかりの時は、逆に経験者はPLとして行動決定の仕方を見せた方がいいのかなー?と・・・。


ついでに、私の読む順番テンプレも紹介しました。ボドゲ等、アナログゲーム全般でだいたい同じ読み方してます。ゴールを最初に読んで、それに至る手段を遡ってくような読み方。

  1. キャッチコピーやカバーの説明、本文中に項目があれば概要の部分 (概要)
  2. 経験点の評価基準 (何を目指すのか、勝利条件)
  3. キャラクター能力 (自分の手番でできる事)
  4. 判定方法 (〃)
  5. 世界観 (その他ルール)
  6. NPCや組織データ、敵データ (〃)

試しに、周りのTRPGプレイヤーに聞いてみたら全員が「世界観から読む」でした。(サンプル数4人ですけど)びっくり。 「概要>目次>ルールだと、どんなゲームか分からないじゃん!」だそうです。私は(仲間うちでは)異端だったのかー! でも目指すところとルールを把握しないと、そっちのがどんなゲームか分からないじゃん!

私がこういう読み方を会得してったのは、発売されたばっかりのルールだけど他にも持ってる人がいるのに、なぜかGMをやる率が高かったせいかもしれません。初めはとりあえず付属シナリオ使うから世界観の詳細は後回し、短時間でルール説明できるようになる事とPLに経験点きっちり取ってもらうことが大事・・・という。
または、ボドゲも割りとプレイしてるから、とか。