2009-12-06 ゴーストハンター単発セッション ―恐怖判定によるピンチは恐怖判定で乗り越えろとばかりに


『ゴーストハンター』と言えば弘司トランプ。このクイーンでブラックレディしたいです・・・


今日はきむやんがGMでした。前日に面子を確認したらPL2人で・・・まあ『ゴーストハンター』だし大丈夫だいじょうぶと私は思ってましたが、きむやんが「PL2人だとやばいです(・ω・`)」と言うじゃありませんか。あらあらそんなにデッドリーなシナリオなのかしら。結局きむやんがもう1人、学生時代の先輩を連れてきてPL3人のプレイでした。
プレイ内容は、ちらと心配した通り結構デッドリーな事に・・・。『ゴーストハンター』は、回避技能が「名前に偽りアリ!」技能だとか、ジャーナリストが戦えないから実質2人で戦うんだぜってのは、まあ、事前に分かってた事なので良いとして。
何が恐ろしかったって、敵が黒魔術使ってくる事ですよ!抵抗20%の記者はずっとガクブルしてるし、抵抗45%の探偵もカード4枚とか5枚とか持ってる状態がデフォ。抵抗60%の霊能者は、つまりMPがもう品切れなわけです。なのに、さらに、毎回まいかい黒魔術(=恐怖判定)とかもう。きむやん容赦ねぇっすよ!・・・という面白いプレイでした。

あ、あと余談ですが、今日で「1人1回GMやろうぜ!」がめでたく一周したのです〜。みんなお疲れちゃん。よしこれで1月は私が『ブルーローズ:ネクサス』やっても良いんだ!

キャラクター作成

クラス PL 特徴
記者 はるみん オカルト嫌いの若手フリーライター。びびり。
探偵 さとうさん 金持ちの道楽探偵。わりとへたれ。
霊能者 くにすら 呪いの絵を描くという・・・。ポスト由美かおる

『ゴーストハンター』はキャラクター作成がわりとドキドキで大好きです。トランプを12枚抜き出し、それぞれのカードの数字=12個のパーソナルデータに、スート=能力値に対応します。パーソナルデータの1番目が「容貌」なので、たいていは1枚目のカードをめくるのが特にドキドキなんですよねえ!自分のキャラクターは”魅力的”、”美しい”、”最高”のどれかであって欲しいのが人情ってものです・・・。

クラスは、今回は人数が厳しいので固定で。それぞれの能力値を見てそれっぽいクラスを割り振りました。で、私がミスティック担当だったんで、キャラクターの性別を「女性」にしたら、やたらきむやんが喜ぶよろこぶ。「やっぱりミスティックは女性じゃないとね」とか言い出すじゃありませんか。この時は「?」って感じでしたが、プレイが始まってから理解しました。きむやんたらもう。

おおざっぱなプレイの流れ

  • 個別にオープニング。フィクサーっぽい神父さんが登場し、教会が集合場所なんだなって認識。世間で「切り裂きジャック」を思わせる連続殺人が発生中。解決を依頼される。
    • 探偵・・・軽く演出「素行調査」+依頼の手紙。
    • 霊能者・・・事件を予感させる悪夢。(教会に居候してる設定)そして神父に寝巻き姿を見られとく。
    • 記者・・・殺人現場の取材+依頼の手紙。
  • 1日目。報道されている一般的な情報を口頭で説明など
    • 探偵&霊能者・・・現場へ。なんか殺された人の自縛霊にじーっと見られたり、警官に話を聞いたりなどする。
    • 記者・・・図書館で<資料検索>。調べれば調べるほど「まだ何かありそうだよ」とマスターに言われ、図書館を離れる事ができないという!いやらしいマスター!
  • 1日目・深夜
    • 探偵・・・仮面の男に自宅を襲撃される。
    • 霊能者・・・お風呂に入ってるところを仮面の男に襲撃される。そして神父に下着姿を見られとく。
  • 2日目。神父さんが日中はお出かけするらしい。これは「霊能者の一人でお留守番」フラグなのか?!と色めきたつ。
    • 探偵・・・警察署へ。署長が挙動不審という噂。
    • 霊能者・・・「お留守番」フラグを期待するも、包丁がとんできただけで終了(・ω・`)違ったかー。
    • 記者・・・まだまだ図書館で<資料検索>!
  • 3日目。被害者の遺族から墓荒らしの情報。墓地へ。
    • 探偵&霊能者・・・死体泥棒をつきとめて、背後に秘密結社の存在を知る。
    • 記者・・・図書館の司書に「実はこんな資料も・・・」と言われ地下室へ。仮面の男に襲撃されてあわや発狂寸前!霊能者が心理療法して落ち着いてみる。
  • 4日目。ジャックから署長へ犯行声明。記者の人脈を使って警備の中にもぐりこむ。
    • ジャックに攻撃するも「防御点いくつあるんだこいつ!?」なかすり傷
    • 署長とジャックの因縁などを聞く。
    • 教会に帰るとジャックから「街外れの洋館までおいで」招待状。
  • 洋館。マスターがマップを描きつつ、部屋を探索していくです。
    • 食堂に行くとごはんが人数分並んでるのはよくある光景ですよね。台所の冷蔵庫は開けてはいけないと思います!
    • 2Fに行ったら机の引き出しを開けたりするでしょう。この行動はもう止められない。ジャックの弱点をゲット。
    • <聞き耳>したら何かが這いずってくる音が!接近される前に倒すでしょうそうでしょう。
    • 空き部屋に空きクローゼット。なんぞこれ?と思ってたらマスターが「這いずってきたやつをやり過ごすかと思って・・・」クロックタワーかよ!!
    • 地下室に牢獄が。女性が閉じ込められていたんだけど、足手まといかもしれないから「もうちょっと頑張って!」で放置。そして敵を倒したあともすっかり忘れてた(・ω・`)!事に、ブログ書いてて今きづいた。
  • 地下室の奥の間。ジャック、館の主人(秘密結社員)、スケルトン×2
    • ジャックの弱点はナイフ、ただし30%のマイナス修正で判定。私は霊能力を6lvの80%で取得してたので50%で判定!よしこれは勝つる!
    • しかし、怒涛の黒魔術攻撃でピンチピンチ!<シフト・メンタルパワー>で探偵からMPを強奪したりする。
    • とうとう術者を倒したぞ!あれ?でもスケルトン消えない・・・え?そうなの?そんなもんなの?とか言いながら、最後の力を振り絞って戦う。
    • 探偵が、大成功( ´∀`) →大失敗(´・ω・`) →大成功・・・と極端な目を出しやがる!
    • 記者は、最後の最後で・・・恐怖判定による硬直が・・・解けた・・・。

いやー、なんか色々盛りだくさんなシナリオでした。きむやん頑張ったな!切り裂きジャックに、秘密結社に、墓泥棒ですよ。記者が図書館で襲われるあたりはもう、「ああこれは二度と記者に会えないかもしれないね!」なんて言ってました。『ゴーストハンター』っぽい!まあ、霊能者がポスト由美かおるだったりしてアレだけど、きむやんはこっそり変態だからしょがないねー。

初プレイのはるみんも「面白い面白い」言ってたし、またきむやんにマスターやってもらいたいなあ。